鳩の棲み処

静かに毎日を過ごしたい。面白かった本などの読書感想。新旧関係なく観て読んでおもしろかったもの。。

読書感想「ぼぎわんが来る」(と、「ずうのめ人形」+映画感想「来る」少し)

アマゾンプライムで「来る」の映画の予告を見たらおもしろそう、と思って先に原作の方を読了。

 

「ぼぎわんが来る」

私の中で久しぶりにかなりのヒット・・・!

読めて出会えて良かった本ですね。

読みやすい。

内容は結構きついお話ですね。

あと結婚して子供いないと、そこまで不幸なのかなとか考えてしまった。

もちろん人それぞれ。

ですが、ここで出てくる人たちは苦しそうで読んでて苦しくなった。

 

夫視点と妻視点と続いていておもしろかった・・・。内容はつらいなぁと思いましたけど。

 

「ずうのめ人形」

比嘉姉妹が好きになったのでいそいそ購入。読了。

おもしろかったね・・・!この姉妹がシリーズになって出てくれたら嬉しいな。

悲劇が呪いを生む。それってこんな感じかなと考えたり。

負の連鎖、止めたように見えるけど違ったり・・・とミステリの要素がかなり楽しめました。

 

映画「来る」

本を読んだ後、早速プライムで観る。

印象としてゴチャゴチャした感じでおどろおどろしさが、観ていてきつい。

原作もそうなんですが。

比嘉姉妹が好きで琴子が大好きになったので、琴子を楽しみにしていたんですが、私のイメージだと、少女っぽさを残した感じだったのですが、映画の琴子はタイプが違うけど、かっこよくていいですね。

お祓いのシーンはいろいろな巫女さんや神主さんがたくさん登場して圧巻。

このシーンを観てこの映画を観て良かったと思いました。

神社、神主さん巫女さんって大好きなので。

 

 

 琴子のこと(ちょっと語る)映画はキリっとしていてカッコイイそこが好き。

映画版では、妹のことそんなに心配でもないのかな距離感がわからないけど、冷たい感じ。もしかしたら私には感じ取れなかったのか?

小説では、自分のイメージでは澄んだ空気を纏った巫女のような。それで上にも書いたけどなんとなく少女っぽさを残してるイメージなんですよね。

もちろんキリっとはしてるんですが。短編集の子供のころのお話がかなり好きだったので、そのイメージがくっついてるのか。それともポニーテールかな。