読書感想「シム・フースイ1.0 ワタシnoイエ」(荒俣宏)角川ホラー文庫
すごく古いですが、当時大好きだったシリーズで。
ふと、読みたくなって。(今、PS4でクーロンやってるからか。)
さがしたらkindleで発見。
やっぱり楽しい。風水の道具やちょっとした知識もでてきます。
当時は「難しいから」と感じて飛ばしてたところも、今回は楽しく読めました。
特に保険の話。
むつかしい言葉もkindleのお力で指でぐいぐいしてれば、意味がわかるのでありがたい。
話もすごく面白かったけど、シリーズ通して好きだったのは黒田とミズチの何というか歪んだ関係。すごく好きで若いころの私はときめきながら読んでいたものです。
今読み返して、またときめいた。
ドラマ化もしたよね?確かNHKで。
少し見たけど、黒田が好青年に見えてなんとなく観るのをやめてしまったんでした。もう観られないんだから観ておけばよかったかも。
私の中で黒田は外見ではFF7のツォンさんのイメージ。雰囲気では「出会って5秒でバトル!」の黒岩かな。
『斜に構えて自分の得意分野に突き進んで、周りあまり気にしない』そんな感じ。
風水を使ったり、事件のシーンは迫力があるっていうか、ドキドキする。
黒田やミズチは、変わり者で曲者っていう感じがいい意味でフィクションらしくて大好きです。
今は「新宿チャンスン」読んでます。